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2017/10/16

ホワイト企業ランキング発表!アノ企業が1位になったポイントとは!?

カフェで働く男女

「飲食業界はブラックだ」!そう印象づいてからずいぶん経ちます。メディアでも様々な飲食店での労働時間、過酷な現場というのが取り沙汰されています。実際に、慢性的な人手不足はなかなか解消できていないものの、各企業で従業員満足度を高めていくために労働環境や待遇の改善など、様々な取り組みを行う企業が増えてきています。
今回は、ブラック企業と違って中々表に出ることのない「ホワイト企業」について面白い調査結果が発表されたので、ご紹介します。

飲食業界における『ホワイト度』ランキングが発表されました

 2017年8月29日、働きがい研究所 Vorkersが「飲食業界『ホワイト度』ランキング」を発表しました。2015年以降にVorkersに投稿された残業時間、有休消化率、待遇の満足度を数値化してランキングを作成しています。

 今回のランキングは、Vorkersのクチコミ評価No.1のスターバックスコーヒーを抑えて1位となったのは、ハンバーグレストランチェーン「びっくりドンキー」を全国に展開するアレフでした。トップ10内にはJR系列企業が3社ランクインし、5位のJR東海パッセンジャーズは残業時間が4.6時間と最も少ない結果となりました。

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1位のびっくりドンキーは他の企業と何が違うのか

 見事1位に選ばれたのは、北海道に本社を持つ株式会社アレフ。全国に343店舗展開する「びっくりドンキー」を運営しています。大人から子供まで大人気のハンバーグチェーンとなった「びっくりドンキー」の結果は、残業時間18.4時間、有休消化率は61.0%と飲食業界平均と比べても非常に高い数字となっています。中でも従業員たちから一番多く評価されたのは『法令順守(コンプライアンス)』に対するものでした。年に2回は5連休の取得を促されるなど、社会規範や倫理を守ることを意味する『法令順守(コンプライアンス)』を会社全体で意識していることが従業員にも伝わっているようです。さらに、待遇面の満足度も今回のホワイト度ランキング上位の企業が2.0と並ぶ中、3.40と高評価で福利厚生や残業代の支払いなど満足する点が多くなっています。

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ライフワークバランスを重視できるスターバックスコーヒー

 ホワイト度ランキングで2位に輝いたのは、世界的にも有名なコーヒーチェーンのスターバックスコーヒーでした。Vorkersのクチコミ評価も高いスターバックスの特徴は、従業員のワイフワークを重視し、ワイフワークの時間を確保するような稼働管理です。正社員だけでなく、アルバイトの人手不足で悩む飲食店では、人手不足を補うため従業員の稼働時間が増えてライフワークにあてる時間が失われているというのをよく聞きます。しかし、スターバックスコーヒーでは徹底した時間管理を行い、月間で働ける時間も決められており、それを超過しないような対策を考える動きが速やかに取られるなど、法定通りに働ける。ホワイト度ランキングの結果を見ても、残業時間は30時間未満、有休消化率も50%以上と高い数字で表れています。

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有休消化率に見る日本の問題点

 今回のホワイト度ランキングを見ると、上位10社中8社の有休消化率が30%を超えています。飲食業界全体の有休消化率が26.7%なのに対して大きく上回っており、上位3社は50%以上の消化率となっています。人手不足で休みがとりづらいとされる飲食店において、50%も取得できるということは十分ホワイト企業であるといえるのかもしれません。

 では、日本全体の有休取得率はどうなのでしょうか。「就労条件総合調査2016」によると、日本全体の有休消化率は48.7%、ここ10年以上は同じぐらいの数値に留まっています。近年、人手不足や労働環境について大きく取り上げられているにも関わらず、実際は全体的に変動していないのが現状です。なお、日本は世界26ヶ国を対象とした調査において有休消化率が最下位という結果も出ています(エクスペディア「有給休暇・国際比較調査2016)。有休消化率100%のブラジルやスペイン、フランスと比べても倍以上の差があります。

  有休を取得できていない人の多くは飲食業界に限らず「他の人が休めていないのに、自分だけ有休をとるわけにはいかない」と考える人がほとんどです。

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まとめ

 今回発表されたランキングは、あくまでもVorkersでの投稿を元にした調査によるもので、待遇、残業時間、有休消化率だけで100%ホワイトな企業とは言えないでしょうが、飲食業界で働きたい人にとっては大きな参考になるのではないでしょうか。純粋な労働条件だけでなく、パワハラを始めとした職場の雰囲気もありますので人によってブラックかホワイトか感じ方は様々です。ただし、少しずつ飲食業界の苦しい部分を取り払うべく、各企業が色々と取り組んできているようです。

  最近では、「2017年度カフェ部門の顧客満足度調査」でスターバックスコーヒーを押さえて1位になったドトールが、非正規雇用者向けの退職金制度を導入するなど、優秀な人材の直確保に動いています。こうして、少しずつ飲食業界の労働環境が良くなり、それが皆さんに伝わって人手不足の解消などに繋がっていくのではないでしょうか。

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