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スキルアップ

2018/07/17

世界で通用するバリスタ資格を取得しよう!/コラム連載vol.2(松原 大地氏)

世界で通用するバリスタ資格の取得

 こんにちは。前回の記事では「バリスタトレーニングラボ東京を始めたきっかけや概要について」お伝えさせて頂きました。今回は弊社の資格運営部門のバリスタギルド・オブ・ジャパンで行なっている「国際的なバリスタの資格制度」についてご紹介させて頂きます。

>>前回の記事「バリスタに必要なスキルとは?国際的なバリスタ資格や最新のバリスタトレーニングについて」はこちら

バリスタになるには資格は必要?

バリスタの資格取得のためにトレーニングする生徒

 そもそもバリスタになるには資格が必要か?というご質問をよく頂戴します。世の中には様々な職種がありますが、当然資格が必要なものもあれば、資格がなくても大丈夫なものもあります。バリスタや飲食系のお仕事は後者にあたります。

 例えばシェフやパティシエの方であれば、調理師免許や製菓衛生師といった国家資格がありますので、同じ飲食業の中でも資格取得がある程度ベースになっている職種もあります。ただ日本ではバリスタの国家資格はなく、まだまだ日本ではメジャーではない職種ということが言えます。

 日本ではバリスタやコーヒーの国家資格はないのですが、様々な団体や会社が独自に行っているコーヒー関連の資格はいくつかあります。例えば日本スペシャルティコーヒー協会の『コーヒーマイスター』や全日本コーヒー商工組合連合会の『コーヒーインストラクター検定』などです。

 その中でも今回は2018年5月から日本でも導入が開始された、国際的にも通用するバリスタの資格制度である『COFFEE SKILLS PROGRAM(コーヒースキルズプログラム)』についてご紹介いたします。

  『コーヒースキルズプログラム』の特徴は資格の分野が全部で5つに分かれており、一般的なコーヒーの知識だけではなく、バリスタの分野をはじめ様々な分野に特化したプログラムが開催されているので、これからコーヒー業界で働きたいと思っている方はもちろん、バリスタになりたい方にも最適です。

>>バリスタのお仕事探しはこちらから

『コーヒースキルズプログラム』について

コーヒースキルズプログラム

 『コーヒースキルズプログラム』(以下CSP)は、2018年よりスペシャルティコーヒー協会(以下SCA)により世界中の様々な国々で実施されているスペシャルティコーヒー全般に関する資格制度です。

 SCAはコーヒー生産者からバリスタまで、世界中の何百万人ものコーヒープロフェッショナルや関連企業が参加している非営利団体で、世界最大のコーヒー協会です。元々はアメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)とヨーロッパスペシャルティコーヒー協会(SCAE)という2つのグローバルな協会が存在していましたが、2017年に合併しSCAという一つの協会となりました。 

 その結果、それぞれの協会が別々に行っていた資格制度もCSPへと統合されたことにより、まさに全世界中で通用する国際的な資格となりました。

 CSPは下記のイラストの通り6つの単位(モジュール)で構成されており、現在バリスタギルド・オブ・ジャパンではイントロダクション、バリスタ、ブリューイングの3つのモジュールを導入しております。

コーヒースキルズプログラム図

 イントロダクションはその名前の通り、コーヒーを学ぶ上での導入部分となり、コーヒーの栽培から、実際に1杯のコーヒーになるまで全般的な知識を習得することができます。これからコーヒーに携わるお仕事を始めたい方に最適なモジュールです。

 そしてバリスタのモジュールではエスプレッソやカプチーノの作成など、バリスタのスキルに特化した内容を学ぶことができます。知識の部分だけではなく、エスプレッソ抽出やカプチーノ作成、ワークスペースの管理方法などの実習もありますので、バリスタとして働く上で役に立つスキルを身につけることができます。

 またブリューイングのモジュールではエスプレッソ以外の抽出方法、例えばドリップやプレンチプレスなどのいわゆるフィルターコーヒーの抽出に関する理論や技術を習得することができます。最近のコーヒーショップではエスプレッソ以外の抽出器具を使用することも非常に多いので、ぜひバリスタのモジュールと合わせて取得して頂く事によって、実店舗でも役立つ幅広い抽出スキルが身につきます。

  ぜひご興味がある方はCSPを運営しておりますバリスタギルド・オブ・ジャパンのウェブサイトをご覧頂ければと思います。

>>バリスタギルド・オブ・ジャパンHP

まとめ

 冒頭でバリスタになるには資格は必須ではないとお伝えをしましたが、CSPの資格の講習や試験を通じてグローバルスタンダードの知識や理論、技術を学ぶことができ、実店舗で働く上でも大いに役立つ学びを得られます。

 実際にアメリカなどのコーヒー先進国ではCSPの資格保有者でないと、大手コーヒー関連企業への就職は難しいと言われています。

 企業側としても一から人材教育を行うとなると、かなりの経費や時間、労力がかかりますので、初めから資格保有者を雇用する方が合理的だと考えているようです。

 日本では導入が開始されたばかりの資格ですので、アメリカのような状況ではありませんが、いずれスペシャルティーコーヒーの業界やバリスタという職業が日本でも市民権を得た時には、同じような状況になることが予想されます。

 またコーヒー業界、特にスペシャルティコーヒー業界はトレンドの移り変わりが激しい世界ですので、ぜひ今からご自身の学びのため、また最新のトレンドや情報を取り入れ頂く為にもCSPをご活用頂けると幸いです。

プロフィール

松原大地氏プロフィール

アンリミテッド株式会社(バリスタトレーニングラボ東京)

ディレクター / バリスタトレーナー 松原 大地

【経歴】

2011年よりバリスタの世界大会であるWorld Barista Championship (ワールド バリスタ チャンピオンシップ)にて審査員を務める。 2013年メルボルン大会ではアジア人初の決勝テクニカルジャッジに、 2015年シアトル大会では日本人初の決勝センサリージャッジに選出される。 その他国内外の数々のバリスタ競技会の審査員として活動をしながらアンリミテッド株式会社を設立。また現在バリスタギルド・オブ・ジャパンの代表としてSCA(Specialty Coffee Association)の国際的な資格プログラムである『COFFEE SKILLS PROGRAM』の運営も行なっている。

【住所】

〒130-0002 東京都墨田区業平1-18-2 2F

【TEL/FAX】

03-5604-5805  / 03-6730-9510

【HP】

http://www.baristatraininglab.com

【MAIL】

contact@baristatraininglab.com

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