2018/08/09
おしゃれな飲食店アルバイトの1つとして、カフェでのアルバイトは高い人気を誇ります。ですがカフェバイトといっても、全国的に展開しているチェーン店と、個人経営のカフェでは仕事の傾向や内容が異なってくるもの。
特にカフェバイトが初めてという場合、仕事内容を事前に知っておくことで不安が減りますし、面接や仕事の研究にも役立ちますよね。そこで今回の記事では、初めてのカフェバイトをするうえで知っておきたい、チェーン店と個人店の仕事内容についてご紹介します。
大型のチェーン店などで働く場合は、全部の店で接客方針などを統一する必要があるため、職務規定から接客方法にいたるまで、さまざまなルールが定められていることが多いです。お店のイメージを統一するために、制服も定められていたり、職場によっては髪色や髪型も制限されていることがあります。
お客様のご案内やオーダーといった接客業務を伺う「ホールスタッフ」や、厨房で調理を担当する「キッチンスタッフ」のように、大きなチェーン店では、ポジションによって仕事が分けられています。オールマイティに業務を身に付けるというよりも、その分野の技術を磨きたい人には向いているかもしれません。
大手チェーン店での利益は、お客様の回転数で稼いでいるところが多いです。忙しいカフェでのアルバイトでは、マニュアル化された接客がほとんどのため、一人一人にじっくり時間を割いたり、その人の嗜好に合ったメニューの提案などは難しくなっています。
個人経営のカフェバイトだと、やはり自由度の高さなどが特徴的といえます。髪型や服装なども比較的自由なことも多く、オシャレしながら働けるというのも魅力的ですよね。また接客のマニュアルも、大きなお店と違い細かく作られていないところが多いので、自分の個性を発揮しながら働きたい人には特に向いていると言えますね。
カフェの運営を個人が行なっている場合、店にカフェオーナーのこだわりが反映されていることが非常に多いです。コーヒー豆や紅茶の茶葉にこだわりがあったり、それらを目当てに訪れる常連のお客様とのコミュニケーションなど、その店ならではの体験ができます。
個人が経営するカフェでは、先程も記載したように、マニュアルが細かく定められていないことで、スタッフによって接客姿勢がばらつくことがあります。少人数で働くと、お互い仲良くなることは大きなメリットではありますが、その分慣れ合いが強くなることも。知らない間に暗黙のルールなどが出来あがっていることもあるので、後から入る人は戸惑ってしまうことも大きいでしょう。
カフェだけでなく、飲食店をはじめとしたアルバイト全般に共通することとして、覚えなくてはいけない業務が多いということ。お店で提供しているメニューやその詳細、その日の日替わりなども都度覚えなくてはいけませんし、接客マニュアルやレジの操作方法など、一通り覚えていかなくてはいけません。おしゃれで華やかなイメージのあるカフェバイトですが、常に立ち仕事で腰を痛くしたり、水や業務用の洗剤で手荒れしてしまうことだってあります。
これから働きたいと思うお店が、実際に自分にあった職場かどうか、事前にそのお店を客として訪れてみるのも良いでしょう。お店に行くことで、求人情報だけでは知ることのできない店内の雰囲気や、接客の様子、スタッフの雰囲気、料理の提供までの時間やメニューの特徴などを知ることで、自分が働いた時のイメージもしやすくなることでしょう。
同時に、通勤手段や道順をあらかじめ知っておくことで、面接や出勤する際のタイムスケジュールも見通せるようになります。
個人経営のカフェとチェーン店について、それぞれの仕事内容の違いや、事前にやっておきたいことをご紹介しました。チェーン店と個人経営店では、仕事内容にそれぞれ特徴があるので、それらをしっかりと理解した上で、自分にあったカフェを選べるようになりたいものですね。自分の性格や、どんな風に働きたいかなどを理解し、生き生き楽しく働ける職場を見つけられるといいですね。
大変なことも多いでしょうが、人気のカフェでの仕事に興味のある方や、バリスタに興味のある方は、一度求人情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。