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食トレンド

2018/08/03

CMでもよく聞く「世界一のバリスタ」って一体誰なの!?

世界一のバリスタ

 ダイドードリンコや、マクドナルドが流しているコーヒーのCMなどで「世界ーのバリスタ」とよく聞きますが、一体どんな人なのか、なぜ同じ人のことを指しているのかなど、気になったことはありませんか?実はどちらも別人のことを指しています。この二人の「世界一のバリスタ」に共通しているのが、ワールドバリスタチャンピオンシップで優勝しているという事です。では今回は、世界一のバリスタが監修したコーヒーとは、どうやって決めているのか、そんな世界一のバリスタと、それを決める「ワールドバリスタチャンピオンシップ」についてご紹介していきます。

ワールドバリスタチャンピオンシップとは

ワールドバリスタチャンピオンシップ2018
出典:https://worldbaristachampionship.org/world-barista-championship-amsterdam-2018/

 毎年世界各地で開催される、ワールドバリスタチャンピオンシップとは、世界最高峰のバリスタ競技大会です。スポーツの世界祭典がオリンピックならば、ワールドバリスタチャンピオンシップはコーヒーの世界大会といえるでしょう。この退会を主催しているのは、ワールド・コーヒー・イベンツ(WCE:World Coffee Events)という組織で、2007年にはアジア圏初の大会として日本でも開催されました。

 各国で開催されるバリスタチャンピオンシップを勝ち抜いた、数ある精鋭たちのみが本選に出場することができ、本選の中でもさらに予選を勝ち抜いた上位6名のバリスタが、最終的にチャンピオンとなる戦いに挑めます。競技内容は、エスプレッソ4杯・カプチーノ4杯・シグネチャー・ドリンク(独自のアレンジコーヒー)を、15分以内に審査員に提供して判定します。

 各審査員は以下の要素を基準に、世界一のバリスタを選出します。

・ドリンクの味

・作業の清潔さ

・創造性

・技術レベル

・プレゼンの様子など

 なお2014年には、井崎英典さんが、アジア人・日本人初のバリスタチャンピオンに選ばれています。

>>ワールドバリスタチャンピオンシップの審査員を務めた松原大地さんのインタビュー記事はこちら

世界一のバリスタ~ダイドードリンコとマクドナルド~

世界一のバリスタ
出典:http://blend.dydo.co.jp/champion/

ダイドードリンコの世界一のバリスタ

 ダイドードリンコのヒット商品「ダイドーブレンド 世界一のバリスタ監修シリーズ」を監修しているのは、ワールドバリスタチャンピオンシップ第14代チャンピオン、アメリカ国籍のピート・リカータさん。コンセプトから最終段階までトータルでアドバイスを行い、くつろぎの時間をいろどる味わいのため「高級豆を中心とした5ヵ国の豆」に「2種類のエスプレッソ」「3種類のアロマエキス」などの要素を提案しました。

マクドナルドの世界一のバリスタ

 マクドナルドのプレミアムローストアイスコーヒー、カフェラテを監修している「世界一のバリスタ」は、2014年に「ワールドバリスタチャンピオンシップ」にてアジア人初の世界チャンピオンの座を射止めた井崎英典さん。アイスコーヒーにふさわしい豆の銘柄選びや焙煎時間の調整など、「ブラックでもゴクゴクと飲めるアイスコーヒー」づくりに対する珠玉のこだわりが光ります。

>>バリスタのお仕事に興味がある方はこちら

その他有名な世界一のバリスタ

ワールドバリスタチャンピオンシップアムステルダム
出典:https://worldbaristachampionship.org/world-barista-championship-amsterdam-2018/

日本でも人気の「ブルーボトルコーヒー」 マイケル・フィリップスさん

 日本におけるサードウェーブコーヒー人気のキッカケともいえる、「ブルーボトルコーヒー」。お店での、コーヒーおよびバリスタトレーニングの責任者を務めている、マイケル・フィリップスさんは、アメリカ人初のワールドバリスタチャンピオンシップ優勝者。2010年度大会を制したマイケルさんは、日本のメーカーであるHARIOのV60というドリッパーを使っていました。このことがきっかけで、HARIOは世界のドリッパーのスタンダードとなったそうです。

英国の焙煎会社「Square Mile」の創設者 ジェームズ・ホフマンさん

 2007年、東京で行われたワールドバリスタチャンピオンシップで優勝したのが、イギリスにある「スクエア・マイル・コーヒー・ロースターズ」の代表である、ジェームズ・ホフマンさんです。彼は、世界的バリスタとの対談をポッドキャストで配信したり、コーヒー初心者から上級者まで勉強になる「ビジュアル スペシャルティコーヒー大事典」を執筆するなど、世界的に活躍しています。 

台湾選手で初の快挙!「台湾の光」と称される 呉則霖さん

 2016年にアイルランドのダブリンで行われた、ワールドバリスタチャンピオンシップでチャンピオンとなった呉則霖さんは、台湾の人気喫茶店『Simple Kaffa興波咖啡』の創始者でもあります。2008年にデンマークで開催された同大会で、バリスタに魅せられた呉さんは、ゼロから喫茶店の運営をはじめ、抽出のプロセスをデータ化して分析し、世界トップの座を勝ち取りました。呉さんは、自身を「コーヒースタイルの制定者」としており、彼の淹れる『糖漿風格咖啡(Syrupy Roast Style Coffee)』はアジアのコーヒー好きの注目を集めています。

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まとめ

 最近CMなどで耳にすることの多い「世界一のバリスタ」について、大会の内容や選出基準、企業でも活躍する「世界一のバリスタ」についてご紹介しました。今まで馴染みのなかった「バリスタ」という職業が、一般にも知られるようになったのは、こうしたファストフード店や缶コーヒーの力も大きいかもしれませんね。近年のコーヒーブームや、こだわりの豆や抽出方法で提供するサードウェーブコーヒーの人気もあいまって、バリスタという職業への憧れを持つ方も増えてきています。 コーヒー豆への知識、抽出への理解、スキルを極めた「世界一のバリスタ」のこだわりを身近に感じられる、バリスタ監修のコーヒーが手軽に飲めるのは幸せですね。


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