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2018/02/09

誕生日や結婚パーティーを華やかに演出! 「ケータリング」の仕事ってどんなの?

ケータリング

 「ケータリング」という言葉を聞いたことはありませんか? イベントや料理、さまざまな物事が多様化してきている時代になり、料理の提供方法も変わってきました。今回は、誕生日や結婚パーティーなどで人気のケータリングサービスとはどんなものなのか、必要な資格や給料、人気のサービスなどをご紹介します。

ケータリングサービスってどんな仕事?

ケータリングサービス

 ケータリングサービスとは、元々海外で発展したサービスで、要求を満たすという意味の「 Cater」が語源となっています。よく海外の映画やドラマで、沢山の料理が並べられたホームパーティーの様子などを見かけるのではないでしょうか。

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 主な仕事内容は、パーティーなど指定された会場で料理を提供することで、メニューによっては、その場で調理することもあります。ケータリングサービスは、単純に料理を並べるのではなく、テーマに合ったテーブルコーディネートを手がけるほか、イベント中に料理を運ぶスタッフを派遣する、テーブルクロスや食器などの準備など、料理以外の細やかなサービスも含まれます。

 日本でも、会議や小規模の食事会にホームパーティーなど、イベントの種類も多様化してきています。これに伴い、よりお客様に満足してもらうため、ニーズに合わせた料理を提供したいと考える方が多くなりました。こうしたユーザーが増えたことで、お客様の要望に合わせた料理やサービスの提供を行う、ケータリングサービスの需要が増えていったのだと思います。

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デリバリーとの違いは?給料はいくらくらい?

ホームパーティー

 料理を持ってきてくれるということは、デリバリーと一緒なのでは?と思う人も多いかもしれません。しかしこの2つは、似ているようで全く違うものなのです。

 デリバリーとケータリングの大きな違いは、料理の宅配のみを行うか、そうでないかにあります。デリバリーサービスとは、宅配や出前のように、料理を指定された住所までお届けすることを指します。主に、サンドイッチやお弁当、ピザなど軽めの食品を取り扱うことが一般的となっています。基本的に使い捨ての容器が多く、その手軽さが魅力なデリバリー。突然決まった会議などで準備にかける時間がない時や、スタッフに手伝いされるまでもないような時にはデリバリーサービスの手軽さは魅力的です。

 対してケータリングサービスは、どちらかというとイベント特化型のサービスです。軽食のほかフィンガーフード、スイーツ、パーティー用料理など取り扱う料理はバラエティ豊か。コースによってはテーブルのセッティングやリザーブ、洗いものに後片付けなど、料理の提供にともなって一通りのサービスを執り行います。決まったものを提供するのではなく、お客様の要望に合わせて、ベジタリアン向けメニューを追加したり、お子様やお年寄り向けメニューを加えたりと、ニーズにあったメニューの提供を行います。

 デリバリーサービスと違い、お客さまの要望をかなえるために様々なカスタマイズ性を持つケータリングサービス。個人で行っている方も多いですが、アルバイトでも求人が出ていることも多いです。食べるんだに掲載のケータリングサービス求人を見ると、アルバイトの時給は1,000円~1,800円ほど。本人の持っているスキルや経験、資格などによって待遇が変わることもあります。

関連記事:お家に温かい食事を届けてくれる「デリバリースタッフ」の仕事って本当にキツイ?

ケータリングサービスで働くために必要な資格は?

女性シェフ

 ケータリングサービスで働く際も、他の飲食店と同じように資格や能力で収入が変わることがあると紹介しました。では具体的にはどのような資格や免許が必要なのでしょうか。

>>資格がなくても働くことは可能です!

・運転免許

 ケータリングサービスは、お客様によって指定された場所で料理する必要があるため、調理器具や食器、テーブルクロスなどの器具を現地に運ぶ必要があります。この業界で働くのであれば、少なくとも普通運転免許を持っておくと良いでしょう。

・調理師免許

 ケータリングサービスを行うレストランやカフェなどでは、調理を担当するスタッフのうち、少なくとも一人は「調理師免許」の資格を持っている人が必要です。調理師免許を所有している人が現場にいれば、その人の指導のもと、調理師免許を持たない人も調理に当たることができるため、免許を持っている人が多ければ好待遇に繋がるかと思います。

・食品衛生管理者

 こちらも調理師免許取得者と同じく、ケータリングサービスを提供するレストランなどにおいて、食品衛生管理者が少なくとも一人はいないといけません。店内だけでなく、ケータリング先へ食材や道具を運んでいくため、衛生管理を理解した人は重宝されると言えます。

 調理師免許と食品衛生管理者の資格所有者は、理論上は一人いれば問題ありません。ですが食品の安全を守るためにも、いわば監督ポジションである調理師免許と食品衛生管理者の資格を持っている人は、優先して求められることが多いといえます。

関連記事:飲食業界への転職・・・役立つ資格、スキルアップできる資格を知ろう!

利用してみたい! 人気のケータリングサービス

 増えてきているケータリングサービスのお店。人気のケータリングサービスを2つご紹介します

ケータリングスタイル

ケータリングスタイル
出典:http://www.catering-style.com

 東京・目黒にある人気ケータリングサービス「ケータリングスタイル」。年間実績20,000件を超えるパーティー実績と、リーズナブルな料金で、口コミサイト「ケータリング比較ナビ」で総合1位を獲得した実力派。パーティー気分を盛り上げてくれる華やかなカジュアルイタリアンを中心に、中華やお寿司などバリエーションも豊富。さらに緻密な事前打ち合わせや、試食も可能なところが高評価につながっています。オプションも豊富で、飲み放題付きプランや、ご高齢の方向けにお寿司を添えてくれるプランなど、きめ細やかな対応も人気。ケータリングスタイルの料金プランは1,800円から、飲み放題も2,400円のプランからとリーズナブルな料金のため、初めて利用される人でもハードルが低いのは魅力ですね。

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DEAN&DELUCA

DEAN&DELUCA
出典:http://www.deandeluca.co.jp/contents/detail.php?product_id=2020

 日本でも店舗数が増えてきている、ニューヨークの人気店「DEAN&DELUCA」にも、ケータリングサービスがあります。ニューヨークスタイルのオシャレな料理の数々は、フィンガーフードをメインとしたカクテルパーティーコースから、ランチにディナー、季節限定のコースまでさまざま。ボリュームたっぷりでオシャレな料理の数々を楽しむことができます。ビュッフェスタイルから着席スタイルまで、大小さまざまなパーティーに合わせたメニューが多数取り揃えてあります。

まとめ

 日本でも浸透しつつあるケータリングサービスについてご紹介しました。料理の配達のみを取り扱うデリバリーサービスとは違い、ケータリングサービスはパーティーなどのイベントなどに特化したサービスです。ケータリングサービスをうまく利用することができれば、イベントや行事での食事の選択肢が広がり、今までのイベントにサプライズ要素や新鮮さをプラスすることができます。最近人気のSNS映えにもピッタリです。

 パーティーメニューというと、脂っこいものも多いイメージがありますが、ケータリングサービスであれば、カロリー計算されたヘルシーなメニューや、厳選された産地の食材を使っているなど種類も豊富です。一番美味しい状態でお客様に料理を食べていただくだけでなく、演出や配膳、後片付けなど、トータルでお客さまに楽しい体験をお届けできるというのはケータリングサービスの強みだと思います。

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