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2017/06/28

知らないと損!?飲食店のアルバイトと正社員の違いとは??

飲食店

 飲食店で働く従業員の中には、そのお店の正社員だけではなくアルバイトを雇っているところがほとんどです。アルバイトから始めて、正社員になっていくことも多いのですが、同じお店で働くなかでこの2つの役割にはどういった違いがあるのでしょうか。

正社員とアルバイト

飲食店で働く女性

 正社員とは、基本的には長期雇用を前提とした月給制の雇用形態。雇用保険や賞与なども備わっており、飲食店ではいずれ店長やマネージャーなどの管理職ポジションへ昇格することもできます。また、アルバイトは週単位、月単位であらかじめ自分が働ける時間帯を提示し、店舗側が他の従業員と調整してシフトを作成して働く仕組みがほとんどです。経験を積んでスキルアップすることで、時給が上がっていくというのが一般的な昇給スタイルとなっています。

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どちらにもある「メリット・デメリット」

アルバイトの女性

 正社員とアルバイトそれぞれのメリット・デメリットはどういったものでしょうか。

■正社員

メリット:最大のメリットは、やはり安定収入であること。正社員であることで社会的な信頼や地位を獲得でき、社会保険や雇用保険にもしっかり入ることができるため、いざという時に安心です。また、ボーナスといった賞与があるということもアルバイトとの大きな違いになるでしょう。長期的に安定して働きたいのであれば、正社員が良いのではないでしょうか。

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デメリット:仕事に対する責任が常に発生する立場となるので、そこで働くアルバイト達の教育や管理、店舗運営に関わる部分まで正社員が責任を持って業務を行う必要があります。アルバイトと違い時給制ではないので、固定給に含まれる分に相当もしくはそれを超える残業や、何かあった場合の休日出勤なども発生することがあります。

■アルバイト

メリット:やはり、自分の都合で働く時間や日にちを選んで働くことができるというのは大きいでしょう。正社員と違い辞めることに関しても気楽な部分はあり、様々な仕事を経験することも可能です。飲食店などでは、アルバイトでもその人のスキルが高ければ、リーダーポジションなどに就かせることもあるため、最終的に正社員として働くこともできます。

デメリット:正社員と比べ、収入が安定していないことが大きなデメリットでしょう。時給制がほとんどなので、多く働くことで正社員よりも月収が高い人もいるかと思いますが、ボーナスなどはもちろんないので、トータル的に収入が低い場合がほとんどです。さらに、正社員と違い保険等にも入れないこともあり、社会的信頼も低いため金融機関での融資も受けることが難しく審査等が通らない場合もあります。

正社員とアルバイトの雇用における様々な違い

給料

仕事内容

 飲食店におけるアルバイトと正社員の仕事内容の違いは、ホールでの接客業務などにおいてはそこまで違いはないかと思います。ただし、アルバイトの場合は比較的1つのことを任されることが多く、逆に正社員ともなれば店舗運営に関わる管理業務や事務作業などより責任のある仕事内容になってきます。店長やマネージャーなどと昇格していくことで、店舗の売上や仕入、本部とのやり取り、従業員の管理などその仕事は幅広くなっていきます。アルバイトの多い店舗などは、経験やスキルに応じてアルバイトでも責任のある仕事を任せることもあり、そこから正社員登用となることもあるため、自身のスキルアップもできると言えます。

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給与・賞与

 では、給与面の違いはどうでしょうか。働く時間さえ多ければ正社員よりもアルバイトの方が収入が多くなることもあるでしょうが、実際は保険料や年金などを別途支払う必要があるため、アルバイトの方が少なくなるのは当然でしょう。

  DODAの2016年度の平均年収ランキングによると、飲食店社員の平均年収は約359万円とのこと。実際に働いた時間を時給に換算すると、アルバイトよりも少ないことはありますが、正社員の特権である賞与(ボーナス)もあるので年収では逆転します。手取り額がアルバイトより少なくても、そこには保険料や年金などが控除されたうえでの金額になるのがほとんどです。

 フード系部門の全国平均時給は、969円(2017/5発行an平均時給レポート)。アルバイトの場合1日8時間、週40時間という上限があるため、月160時間働いたとして、およそ16万円が月のお給料となります。もちろん時給なので、出勤日数や時間が少なければその分減りますし、賞与もないので、単純計算でも年収は200万円弱となるでしょう。

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福利厚生

 正社員の場合は、やはりアルバイトに比べて福利厚生が充実しています。社会保険、厚生年金に加入することで、通院時の医療費負担を始め将来的な年金受給、会社負担の健康診断など様々な待遇を受けることが可能です。他にも、有給休暇や産休、育休も取得可能。結婚・出産祝いなど節目節目で手当てを受け取ることの出来る企業もあります。最近では、会社ごとにオリジナリティあふれる福利厚生が出ていて面白いですよ。

まとめ

 アルバイトと正社員、どちらで働きたいかを決めるのはあなた次第です。自分のやりたい夢のため、アルバイトで生活費を稼ぐでも良いですし、安定した収入を得たいからと正社員を目指すのも良いと思います。自分自身がどうありたいかを考えて、生活スタイルにあった働き方をしていきましょう。


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